2022年11月4日(金)10:00-12:00 第8回 キャリアのかんづめ企画で、フォトグラファーの横山麻衣さんによる「商品のストーリーを伝える写真の撮り方を知ろう」ワークショップを行いました。キャリアのかんづめファンの方、横山さんのTwitterでこのワークショップを知った方、横山さんの仲間たち、8名が参加してくださいました。そしてなんと、最年少4カ月の赤ちゃんも参加してくれました。(癒されました)
キャリアのかんづめのスタートは講師のキャリアインタビューから始まります。
横山さんがフォトグラファーになったキッカケを伺うわけですが、第8回目で、初めて「学生時代のお手伝いから始まった」というコメント。これまでの講師さんは子どもの頃から好きだったことや、ご縁があった明確な記憶を語られたのですが、実は学生時代の友人のバンドの写真係が、今の仕事を始めるキッカケだったという。ただ、ここからが横山さんならではなのですが、バンドの撮影のためにとにかく足しげく通い演奏を見る、演奏以外の時間も知る、とにかく密着するのです。その後、周りのバンドからも依頼が入り、そして今も、ご縁のあった方から依頼が入り続けているという。
写真も独学で学ばれており、撮影方法はのコツは方法論だけでなく、横山さんの哲学が散りばめられています。写真を撮る際には、相手のことをとにかく知ろうとする。言語化が上手な人だけではない中で、写真を通して、その方の伝えたい事を伝えることが横山さんのコアエネルギーとのこと。横山さんのお話に大人が体育座りをして真剣に聞き入ります。
撮影のコツを学んだ後は撮影タイム。それぞれ持ってきたものを室内で撮影します。光の入れ方、構図、被写体の配置…調整を重ね、最高の1枚を撮影します。窓ガラスの格子もここでは被写体を引き立てる素材の1つになります。
さらに今日は、富士宮まつりの中日。20基の山車がエコキャリオフィス近くに集まるということで、お祭りフォトウォークにもチャレンジしました。まずは、子どものようにお祭りを楽しむ参加者さん。
山車の撮影方法も山車だけを取るのではなく、引っ張るための縄も一緒に撮るとさらに迫力が増します。
さらに人の撮影にもチャレンジ。法被姿の方々にご協力をいただき、様々なポージングで撮影させていただきました。(みなさまご協力ありがとうございました)
今日のキャリアワークは「横山さんの強み」と「自分の強み」について考えていただきました。横山さんの強みは横山さんのキャリアインタビューを聞いた上で、考えて頂くので「他者理解」につながります。そして自分の強みは「自己理解」。キャリアのかんづめは、皆さんの生活に即した場所で「他者理解」「自己理解」「人と人をつなぐ」ということを実践しているのです。4月の開始から8回目にして、参加者さんから「内省」や「自分らしさ」という単語が出てくるようになりました。さらに「新しいことにチャレンジし始めた」という報告も増えました。
今日の参加者さんの「強み」は…
- どんなことでもまずやってみようというノリと勢い、行動力。同じ境遇にある人に寄り添う理解力
- 流れに身をまかせる力
- (周りの人を引き付ける)引力
- 好奇心
- 人前にでることができる力
- 味方力
ちなみに私の強みは「生きるとはたらくを実践しながら、周りを巻き込む まるごと巻き込む力」です!そして、この強みは様々な経験を経ることで、さらに言葉がブラッシュアップされていきます。みなさんも、私も、今の「強み」がどうブラッシュアップされていくでしょうか。
来月は富士宮に移住してきた後藤さんのアロマのワークショップを12/6(火)に行います。
キャリアのかんづめでは、これからも「人」を中心としたワークショップを行っていきます。