お茶×キャリアWS 開催しました

2022年10月4日(火)10:00-12:30 第7回 キャリアのかんづめ企画で、お茶の日 望月 望月希美さんによる「季節を味わうお茶講座〜お茶と愉しむ十三夜の過ごし方〜」ワークショップを行いました。煎茶道23年、総師範である望月さん。お茶が好き、望月さんのファン、この場の雰囲気を味わってみたかった方、7名が参加してくださいました。今回は、富士・沼津・富士宮の3市在住の方がバランスよく参加してくださいました。

キャリアのかんづめのスタートは講師のキャリアインタビューから始まります。

しかし、今日はおもてなしのお茶からスタート。お茶を待ちながら、参加者自己紹介が始まりました。皆さん、それぞれ思いを持ってこの場に参加してくれたこと、共通項なども見つかり、お話も盛り上がる中、望月さんのキャリアインタビューへ。実は、望月さん、キャリアインタビューで自分の話をするのはドキドキだったそうですが、お茶に出会ったキッカケ、お茶に対する思い、煎茶道を23年続けることができたコツ、これからやってみたいことについて大切に語ってくれました。お話に慣れている部分、ジックリ思い出して言葉にした部分、望月さんの雰囲気・言葉に参加者さんも真剣に耳を傾けます。

参加した方々は、望月さんの話を「聞いて感じたこと」、望月さんの「強み」についてメモしていきます。後半のワークでは参加者自身も自分の「強み」について語ることをお伝えしてあるため、「強み」って何だろう…と考える時間でもあります。

望月さんの話を聞いて

「小さい頃からの「思い」をしっかり持ちづづけられる信念に心を打たれた」

「知らないことをとことん調べたり、行動することで、好きなことをもっとつきつめていっている方だと思った」

という、共感や賞賛のコメントが望月さんに送られました。また望月さんの強みは?と言う問いには

「度胸・追求心・人が気づかないところに気づける人」

「思ったこと、決めたことをしっかりつき進めることができるところ」

と、インタビューの中で感じた、望月さんの強みを参加者さんに表現して頂きました。

その後、お手製の資料をもとに、十五夜と十三夜の違い、日本の暦の歴史、新月と満月について、そして和菓子の盛り付け方など、季節と和菓子とお茶という、今日のテーマを大切にした内容を参加者に伝えていきます。この後、和菓子を選んで飾り付けるワークもあるため、参加者さんは真剣な表情で話を聞いたり、活発に質問したり…和菓子とお茶に対する気持ちが盛り上がっていきます。

お茶の差し出し方も右から、左から…、お茶をお盆から取る順番も手前から…ちょっとしたお作法ですが、知っているとカッコいいなと思えるようなことばかり。望月さんの手元もとってもしなやかで、美しく、見とれてしまいます。そして、いよいよ、和菓子選びタイム。センス良く、食べたいものを。お皿やお盆も自由に選べるため、皆さんの創造性が豊かになる時間でした。

和菓子は、落雁・栗かのこ・羊羹・金平糖・おせんべい・うさぎのお饅頭…どれもかわいらしく、美味しそうで、選ぶなんてできない!と幸せな悩みを感じます。ここまでの時間、望月さんは次々を葉を変え、淹れ方を変え、味わいの異なるお茶をみなさんに提供し続けてくれました。茎茶・ほうじ茶・玉露茶・紅茶…お茶を愉しむ贅沢な時間です。

ちなみにこれは、私の選んだ和菓子です。ワークショップ主催者も一緒に楽しんでいます!

今日は、初めから「ここで出会った方とコラボしたい」と、参加する方も多く、自分が何をしているか、何をやっていきたいか、語りながら、それぞれの「強み」「応援してほしいこと」を発表する時間へ。いつもならば、講師である私がフィードバックや、うなずきを言語化するのですが、今日は、参加者さんによるフィードバックの嵐。講師は、のんびりとその場を皆さんに委ねます。

盛り上がった結果、また、全員写真を撮り忘れました(笑)その場に残っていた方で集合写真です。みなさんとってもいい笑顔。ちょっと勇気を出して語り合う。すると、周りも影響しあう。そんな大切な時間にご協力いただき、ありがとうございました!来月はフォトグラファーさんのワークショップを11/4(金)に行います。

キャリアのかんづめでは、これからも「人」を中心としたワークショップを行っていきます。

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