2022年6月9日(木)10:00-12:30 第3回 キャリアのかんづめ企画で、イラストレーター/グラフィックデザイナーのコイズミチアキさんによる「チャイコの新作 オレンジショコラスコーンを描いて食べよう」ワークショップを行いました。イラストを勉強したかった方、街づくりに興味のある方、5名が参加してくださいました。
子どもの頃から、とにかく絵を描くことが大好きだったチアキさん。イラストレーターになるための勉強を高校・専門学校で学び、地元で就職。現在、富士市の公式インスタグラムキャラクター「さもにゃん」を描いたり、沼津市観光協会の仕事をしたり、Woman exciteで子育ての漫画を描いたり、店舗の暖簾や看板をデザインしたり、と多方面での活躍をしているわけですが、そこに至るまでの経緯や、イラストレーターとしての自分を知ってもらうためにどのように活動したか、についてキャリアインタビューで聞かせていただきました。
コイズミチアキさんのストーリーに対し・・・
「小さい時から好きを続けていて、素敵だと思いました。好きって大事ですよね。」
「ご縁やつながりの大切さ。対面でのおつきあい人間関係を丁寧につないでいくのは大事なんだな。」
と、参加者さんが感じた思いを伺うことができました。その後「オレンジショコラスコーンを描いて食べよう」に取り組み、とてもいい香りのするショコラスコーンを食べたい気持ちを抑えながら、まずは鉛筆でデッサンをしました。
次にアルコールペンで彩色。チアキさんから描くコツを学びながら、少しずつ鉛筆で書いたスコーンに色を重ねていきます。
描いている時間は真剣そのもの。スコーンをよく見ると、デコボコしてるところ、光が当たっているところ、陰になっているところが見えてきて…「こんなにスコーンをマジマジ見たことがない!」というくらい、皆さん集中していました。
本日の参加者さんは、地域活動に携わる方が多かったため、ワークはコミュニケーションワークを準備しました。チャレンジしたいこと、応援してほしいことをワークシートに書いて、それぞれの思いをシェアする時間を設けます。キャリアのかんづめでは、毎回、講師・参加者さんに合わせた問いを考えたワークシートを作成しています。
「子ども向けのワークショップを作っていきたい」「心地よい生活をしていきたい」「人と人をつないでいきたい」といったこれからの活動への思いを語り、「応援してほしい」「SNSで見かけたら褒めてほしい」「WSに遊びに来てほしい」と言った素直な思いを伝えあいました。次に会う約束をして帰る、なんて光景もワークショップならではだと思います。
製作するワークショップの機能以外に、自己理解・他社理解、マインドフルネス、サポートコミュニティ作り、キャリアのかんづめは多くの機能を持たせた場として設計しています。そして何よりもチャレンジする場所、応援しあう場所としての機能。ワークショップを初めて行う、富士宮での開催を初めて行う、どうやって人を集めたら、宣伝したら…など、ちょっとドキドキするけれど、一緒にやったらできるかもということをかなえていく場所です。参加したい、何かやってみたい方、お待ちしていますね!
来月は、沼津市・富士市で活躍する発酵料理家さんのワークショップを7/5(火)に行います。定員6名です。同業者の参加もOK。むしろ、お料理研究家あるあるを色々語り合えて面白いのではないかと思ったりしています。
キャリアのかんづめでは、これからも「人」を中心としたワークショップを行っていきます。