片付け×キャリアWS開催しました

2023年4月13日(木)10:00-12:30 第13回 キャリアのかんづめ企画で、整理収納アドバイザーの勝又正子さんによる「クローゼットのモヤモヤを解決『あなたに合う片付けを実践的に学ぼう』」ワークショップを行いました。片付けに興味がある。正子さんに興味がある。キャリアのかんづめに興味のある方、8名が参加しました。

キャリアのかんづめのスタートは講師のキャリアインタビューから始まります。

勝又さんが片付け講師を目指したキッカケは、視覚から入る情報が多いと疲れや集中が難しくなることから、片付けを学んだとのことですが、キャリアインタビューの中で、実は子どもの頃からスッキリと片付けることが好きだった過去について伺うことができました。ご自身の心地よさを知らず知らずのうちに手に入れていた勝又さん。さらに仕事で知的障害者の方々に出会い、出会いから「できないことをできるようにする」よりも、「できないことは誰かに助けてもらい、できることで誰かを助ける」生き方を学び、シフトしたとのこと。ご自身の苦手と得意を捉え、苦手なことは人に依頼し、得意なことで恩返しをするという無理をしない生き方を大切にされているそうです。

勝又さんのキャリアストーリーを聞いて

「勝又さんにふれて、心がゆったりとやわらかくなる人が増えると世の中がゆったり生きやすくなると思う」

「ご自身がインプットしたことを、周りにアウトプットしていく力強さを感じた」

「発達凸凹でもいい。そのまま、自由というのが素敵」

参加者さんから、このような感想が届きました。

キャリアストーリーの後は、タイプ診断による自分に合った片付けがわかるアドバイスの時間。片付けてもすぐに散らかってしまうという問題に対し、理論を知れば、散らかることが防げるというお話もあり、みなさん納得のご様子でした。

また、クローゼットの中身をイラストで描いたり、洋服の枚数を数値で可視化したりすることで、現状分析を行い、どのようにしたいか理想を考える作業をして頂きました。ここでは、捨てられないものについて語られたり、自分以外の家族の片付けの悩みの話も出てきました。

次に、カラー診断。自分に似合う服の色を診断。こんな風に布を合わせ、肌のくすみや明るさをみんなで観察。

ワークショップ後は、参加者さんの語り合いの時間。今回のテーマは「今年度、スッキリしたいこと」について。

「不要なものを手放し、働き方の基盤を表現したい」

「自分の目指す場所を明確にしたい」

「自分の目標に向かう順序を決めたい」

など、片付けだけでなく、自分の人生についても想像する時間となりました。

キャリアのかんづめは、楽しく過ごすこともありますが、時に深い対話もあり、悩みながらも楽しく過ごし、活動をしていく皆さんの姿を感じることができる場所です。

キャリアのかんづめでは、これからも「人」を中心としたワークショップを行っていきます。

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