コラージュWS開催しました

2023年1月13日(木)10:00-12:00 第10回 キャリアのかんづめ企画で、「2023年のあなたを彩る コラージュ mycareer(マイキャリア)」ワークショップを行いました。講師は私、小田梨恵子が務め、9名の方にご参加いただきました。

キャリアのかんづめのスタートは講師のキャリアインタビューから始まります。

今回は、私自身が専業主婦から株式会社を持つまでの経験や、経験を通しての思いについて語りました。子育ての合間にお庭をイングリッシュガーデンにしたこと、ハンドメイド作品や子どものおもちゃや洋服をフリーマーケットで売っていたこと。そのフリーマーケットの中でもマーケティングを学べたこと。赤ペン先生をしながら、資格取得をし、専門職になる準備を進めていたことを写真を交え、お話させていただきました。こうやって振り返ると、稼ぐことで、それを原資に、自分にとっては難しいことを学び、学びの中で出会った方から次の仕事や活動を紹介して頂き、また稼ぎ…という「働く・稼ぐ・投資する・学ぶ」を繰り返している人生であることに気づきました。昨年は、資格試験を5つも受けたので「学ぶ」のタイミングだったと思います。ちなみに、その前は、事務所兼自宅を購入しているので「投資する」でした。

講師のキャリアストーリーの後は、参加者のみなさんの人生に向き合う時間です。今回は、芸術療法「コラージュ」で、自分の好きなことや、これからやりたいことを描いていただきました。コラージュは、画用紙に雑誌や写真の切り抜きを貼り合わせて自己表現し、作品を通して語ることで自己理解を深めたり、自分を大切に慈しむための方法です。本日のために、様々な雑誌を準備してみました。

「画用紙に2023年の私を描いてください」とお伝えすると、はじめは「雑誌を破いてもいいの?」「他の人もいるのに自分が先にこの絵を選んでもいいの?」と躊躇いがあるものですが、それもほんの数分、取り組み始めると遠慮や疑問もすっと消え、黙々と作業に励むことが出来るものです。

数多くの雑誌がある中で「この写真」「このイラスト」「この文字」とピンとくるものを選ぶわけですが、取り合いにならないのが不思議なものです。「それもいいけれど、私はこれがいい」と、お互いのちがいも楽しみつつ、作品を制作します。1時間程度でみなさん作品を仕上げることができました。その後は、製作発表を行いました。

コラージュは自由な発想で創り、語ることが大切なのですが、傾向として、左下が「原初的な力」、左上が「思考・価値観」、右下が「家族・家族」、右上が「未来・社会」が表現されていると言われています。こちらの方の作品は、その傾向にピッタリの作品。

こちらは、好きなものや、好きなことが集まった作品。お洋服も作品も緑が基調となっていますね。

雑誌を見て、こういう時間を過ごしたいなと思いを巡らせた方も。人に囲まれている写真が日々の生活を表している作品。

みなさん、自分の作った作品がとても愛おしくなるのが、コラージュの良さだと思います。「1年間、家に飾っておこう」とおっしゃって下さる方もいました。皆さんの作品はこちらです。

製作しているうちに「自分はこういう人」「これからはこうしたい」というのが、うまれてくるため、言葉にしたくなるという不思議なパワーを生み出す「コラージュ」。また、来年のこの時期にやってみたいなと思いました。皆さんの感想は以下の通りです。

「自分の中で明確になっていることがあるんだな、と再確認できました。」

「私、本当の自分で生きたいんだなー、はじけたいなー。」

「フィードバックも受け、自分が気がつなかない目線、捉え方を聞いて、自分の今年、未来が広がりました!」

「自分の中で、いつも頭の中が忙しくて、ぐちゃぐちゃしていると感じていたけれど、しっかりとした考えを持っているとフィードバックを頂けて、新たな発見があり、面白かった」

などなど。自分のことも、周りの人のことも大切にしたコメントが集まりました。

キャリアのかんづめでは、これからも「人」を中心としたワークショップを行っていきます。

次回は2/6(月)に、お味噌造り&発酵ランチ付きのワークショップを天野理恵さんに行っていただきます。

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