6月7日(火)6:00-7:00 富士宮倫理法人会様モーニングセミナーにて「キャリアコンサルタントが語る「人生曲線」を使ったキャリアの振り返りと健康経営の展開について」というタイトルでお話させていただきました。自分のこれまでとこれからを語るには、キャリアの研修でよく使われる人生曲線がピッタリだろうということで、こちらの資料を提示しながら、私の自己紹介をさせていただきました。
人生曲線とは自分の人生を振り返り、これまでの自分の人生の満足度のアップ/ダウンをグラフとして可視化したもので、他に「ライフラインチャート」や「モチベーショングラフ」とも呼ばれているものです。自分がどんな時に「満足度(モチベーション、充実度、幸福度)」が上がったのか、またどんな時に満足度が下がったのかを書き出すことで、自分の性格や価値観、感情の癖などの本質的な部分を知ることができる分析ツールです。
朝6時という時間にも関わらず、多くの経営者さんにお集まりいただき、早起きが苦手な私としては頭がさがる思いと、赤裸々な人生の告白でもありますが、真剣に聞いてくださったことに感謝の思いでいっぱいでした。後半はこれからエコキャリとして取り組んでいきたい「健康経営」「セルフキャリアドック」についてのお話。健康経営については関心が高まっている様子が受講者さんからも伝わってきました。
何より素敵だったのは「ありがとうカード」講話を聞いた感想をまとめ、終了後にプレゼントしてくださるという。こういったちょっとした取り組みが嬉しく、思い出に残るんですよね。カードには「健康経営の重要性を感じているがどう進めたら良いのか」「カウンセラーやコンサルタントが企業で果たす役割は多いと感じた」という経営の視点から、「人生1回の道のりを憂いなく過ごしたいですね」「自分のやりたいことを信念をもって選択していますね」という私の人生の応援の視点から、また「人生曲線を自分でも書いてみたい」「私のカウンセリングをしてほしい」といったご要望まで。様々な声を伺うことができました。
人生曲線は書くだけではなく、曲線について語ることで自己理解を深め、語り合うことで他者理解が深まると言われております。個人のキャリア開発や、組織開発のためにも活用できます。ワークショップや研修という形で、ご興味のある方にお届けできればと思います。貴重な機会をありがとうございました。